哲学書房社主の中野さんのことをmixiに書いたら、メンタルスタッフさん、安斎利洋さんから、下記のようなありがたいコメントをもらった。
>こんな小林さんの話が、Mixiの中に埋もれてアクセスできなくなってしまうのも惜しいですよね。
>こういう時間をこえたテキストが、mixiといういわば共時的な場に刻まれるということが、まさに書物の終焉の景色なんでしょう。
このコメントを契機に、おなじアーティクルをこのブログにもアップしておいた。
そうしたら、『新潮』の編集長がコメントをくださって、同誌に中野さんの追悼文を書かないか、とのお誘い。
中野さんの生前の恩義にささやかながら報いたい、という思いもあって、喜んでお引き受けした。掲載号が今日(2007年4月7日)店頭に並ぶ。
題して、
中野幹隆の死
---またはグーテンベルク銀河系の黄昏---
このような形で、新しいメディアから従前のメディアへの細い糸を一本かけることができて、ちょっと感傷的になっている。生前の中野さんは、文芸誌もずいぶん丁寧に目を通しておられたし。
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