ユニコードを中心とする日本語とデジタル技術の接面
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小倉朗交響曲ト調

2013年12月6日(金)日フィル定期。小泉和裕指揮。サントリーホール。 他に、ベートーベンの2番と7番のシンフォニー。 普段行っている日フィル横浜定期を振り替えて、聴きに行った。 この曲は1968年の作曲。ぼくが、小倉朗と親しく交わるようになったのは、大学の2年生(この年、次女の令子さんが1年遅れて同じ大学に入学してきた)の1971年以降なので、ぼくはこの曲を少なくとも生演奏では聴いたことがなか […]

ホテルで朝食プロジェクト(箱根ハイアット編)

11月15日(金) 久々に、ホテルで朝食プロジェクトを敢行。強羅のハイアットホテルへ。半端なくゴージャスなリゾートホテル。メインダイニングで、朝食ブッフェ。卵は、オムレツやスクランブルを料理して、テーブルまで運んでくれる。まあ、値段も3300円と、半端じゃないけれど。 ホテルで朝食プロジェクトの後は、美術館に向かう、というのが、何となく定番になってきていて。この日も、ポーラ美術館へ。箱根のホテルで […]

『メディアとしての紙の文化史』

ローター・ミュラー著 三谷武司訳 東洋書林   知的興奮に満ちた本。 マクルーハンの『グーテンベルクの銀河系』を踏まえながら、はるかに広い視野に立つ。批判的継承という言葉がこれほど適切な例もまれだろう。 全体的な評という点では、巻末の原克氏による解説が間然とするところがない。本書を購わなければ読めない解説ではなく、書評として発表されれば、きっと売り上げ増につながったのに。 ちかごろ仲間内 […]

ホテルで朝食プロジェクト

いまさらながら、なのだけれど。知人との会話で盛り上がったものだから。 数年来、ささやかながら、妻と「ホテルで朝食プロジェクト」というのをやっている。といっても、他愛のないもので、朝、ちょっと早めに家を出て、ホテルで朝食を食べて、その後、なにがしかの活動をする、というだけのもの。 例えば。 朝、6:00ごろ家を出て、箱根に向かう。芦ノ湖湖畔のプリンスホテルで朝食ブッフェを食べる。ゆっくりコーヒーのお […]

インドネシア、バリ島の人形影絵芝居 ワヤン クリッ

8月7日(水)みなとみらいホール、屋上庭園 素敵な時間だった。ぼくたち夫婦に長男(巌生)の一家4人と。 演者は、梅田英春とその一座。 http://wayangtunjuk.web.fc2.com/ 何がいいって、ビールを飲みながら鑑賞できる。歩き回ってもいい。近くのコンビニが出張してきていて、飲み物や軽いスナック、ホットドッグなどを売っている。 孫たちなんぞ、一番前の席(正確には一番前の席のその […]

新国立劇場で観るびわ湖ホールのクルト・ワイル「三文オペラ」

7月14日、新国立劇場中劇場。 新国立劇場では、地域招聘公演と称して、地方のめぼしいオペラのプロダクションを招いて上演する、という企画を継続的にやっているらしい。そのこと自体、とてもすばらしいことだ。 新国立劇場からは、ここしばらく足が遠のいていたけれど、びわ湖ホールの「三文オペラ」という道具立てに、思わずそそられて足を運んだ。結果は、大正解。十二分に堪能できた。 びわ湖ホールには、一度だけ行った […]

みんなの古楽(響け!愛のヴァイオリン)

7月21日(日)。横須賀・ベイサイド・ポケット。 5月26日(日)に引き続き、2013年度二度目の演奏会。5年続いたシリーズの最終回にも当たる。 <第2回 響け!愛のヴァイオリン> ■出演 アンサンブル「アニマ・コンコルディア」  戸田 薫 (ヴァイオリン)  パウル・エレラ (ヴァイオリン)  懸田貴嗣 (チェロ)  西山まりえ (チェンバロ) 彌勒忠史 (カウンターテナー) ■曲目 メルーラ […]

キュレーションということ

2013年7月15日。 巌生(長男)一家に引っ張り出されて、町内会の納涼盆踊り。といっても、盆踊りを踊るわけでもなく、最初からブルーシートの上に座り込んで、焼き鳥を齧りながら缶ビールを飲んで、巌生と雑談。孫たちは、それぞれに友だちと遊び回っている。 この雑談が、思わぬ方向に展開した。 最初は、今はやりのLODにおける語彙統制の問題だった。NIIの武田教授からうかがった話だが、武田さんたちのグループ […]

歌丸の真景累ヶ淵

2013年6月14日、野毛にぎわい座。 ここのところ、古今亭志ん輔が続けてやっている真景累ヶ淵を聴いている。 デザイナーの平野甲賀夫妻が企画運営しているいわと寄席の一環。甲賀夫妻と親しい編集者の及川明雄さんが声を掛けてくれる。気の置けない仲間との高座前後の食事もまた楽しい。前回はちょうどIRG香港会議と重なって、ぼくは行けなかったけれど、妻はいそいそと出かけていった模様。 落語そのものを聴くように […]

クラシッククルーズ 石田泰尚リサイタル

2013年6月25日。みなとみらい大ホール。 石田クンを心して聴くようになったのはいつごろからかしらね。 みなとみらいホールが企画運営しているクラシッククルーズの前身にあたる「ひるどきクラシック」のころからかなあ。神奈フィルのコンサートマスターとして定期的に出演していた。そのころから圧倒的にキャラがたっていた。 何かのきっかけで、彼がやっているBeeとトリオリベルタという共にちょっと正統的なクラシ […]

みんなの古楽2013(横須賀・ベイサイド・ポケット)

2013年5月26日。 カウンターテナーの弥勒忠史さんプロデュースのシリーズ。5年計画の最終年。 クロマティズムの官能と題して、C.ジェズアルドのまさにクロマティックな曲の数々。1600年前後、遣欧使節が訪れたころの音楽。古典派やロマン派の音楽を飛び越えて、20世紀の音楽に直接呼応するような新鮮な響き。ケプラーが夢想した天空の音楽とは、もしかしたらこのようなものだったのかも知れない。 弥勒さんに最 […]

阿辻さんの『漢字再入門』(中公新書)

阿辻哲次さんが新著『漢字再入門』(中公新書)を送ってくださった。香港に来る飛行機の中で読んだ。特に読みたかったところが、2時間目の「とめ・はね・はらい、ってそんなに大事なの?」という章。我が意を得たり、というか、よくぞ言ってくれた、という感が強い。 この本の流れの中では、特に、初等教育における行きすぎた字形の細部への拘りへの継承なのだけれど、この議論を行政の現場に移しても、そのまま通用するように思 […]