本の解体新書:実践編

さてと。

昨年暮れにわざわざインターネットでオランダのiRex社からiLiadを買ったわけですが、クリスマス直前に届いたのはよかったものの、12月26日にはディスプレー上部に一本の細い線が常駐するようになって。サポートフォーラムで調べてみると、この故障、結構多発しているみたいで。結局、年明け早々に一旦メーカー(サポートセンターはドイツ)に送り返して修理をしてもらうことになりました。

一月足らずで戻ってきたのはちょっとありがたかったわけで、昨今はこのiRiadを常用して読書三昧の生活なわけです。

ここいらで、iLiadを中心としたぼくの読書環境整備状況を報告しておきたく。

iLiadについて簡単に説明しておくと。フィリップスからスピンオフした会社iRex Technologiesが製造販売している。電子書籍リーダー。コアテクノロジーは、元々MITで開発され、現在はeINK社が開発を続けている電子ペーパーの技術。ディスプラーの製造は、日本の凸版印刷が行っている。それに、ワコムのデジタイザー技術が組み込まれている。

基本的なコンセプトは、Sonyが北米で発売しているSony Readerとほぼ同じだが、決定的な差は、そのディスプレーの大きさ。Sony Readerが6インチなのに対して、iLiadは8インチ。この差が、価格差にもぼくの物欲にも大きな影響を持っている。

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